70年代に、
グラインドハウスかドライブ・イン・シアターで
公開されていただろう、
めっちゃ面白いエクスプロイテーション映画。
ガン末期のカタブツな白人老人は
まだ生きたいがため人体移植を望んでいる。
人体提供者が黒人の死刑囚だったため、
医者は老人の頭を黒人死刑囚の首の横っちょにくっつける。
まず黒人の頭を残しといて、
次第に白人の頭がからだに馴染んできたら、
黒人の方の首を切断すると言う手術なのだ。
麻酔から目覚めた白人老人は
なんでワシの頭がクロンボの首に!っと怒るし、
マッチョな黒人は、
何でオレはまだ生きてんの?
おまけにこのじいさんの首がくっついてる、と動転し
病院から逃げ出すのだ。
そしてその後の逃走が凄いの。
モトクロスのバイクで、
延々とアクロバット的な走りを見せてくれるの。
そのバイクで走るシーンが映画の半分を占めてます。
白人のじいさんは常に怒っているし、
黒人のほうはミスター・Tみたいだし、
絵柄としては超おもしろい。
最後もみんなで
ハッピー、ハッピーと声を合わせて唄って終わる、
楽しい映画です。