地球の石油を全部使い切った後はどうなるか、
ということを考えるドキュメンタリー。
人間は石油を湯水のように使っている現代の生活が
あまりにも心地よいので、
それが枯渇してしまったら、
ということを考えるのを故意に放棄してる、
とこの映画は主張する。
何億年もかかってできた石油を
人類はたかが100年余りで全て使い切ってしまうだろう。
石油が発見されてからのこの100年は
人間が誕生してから、
いちばん便利で楽で楽しい、
お祭りの時代で、
もう2度とこの時代は来ることは
地球上にくることは無いのだ。
そのようなことを、
いろんな方面の専門家が語る。
恐ろしいよ、
やっぱり、
そんなこと考えたくないって気持ちになるよ。
でもそれでは、あまりにも
これから誕生する私達の子孫に対して、
無責任じゃないか。
この映画を観る限り、
解決策は無いのね。
今の高水準の生活を維持するのは絶対に無理。
大昔のような、
全て人力で仕事をする世界に戻ります。
どぉ~っと暗くなる映画です。