ふーん、ほのぼのとしたイメージのノルウェイにも
こんな過酷な歴史があったのか、
と思わせる20世紀始めの
孤島に建てられた少年院に送られた
男の子達の脱走物語。
実話に基づいてます。
一生懸命に観れば
きっと感動したんだろうけど、
いまひとつ、入り込めなかった。
たぶん、昔はこんなもんだろう、
いや、人々はもっと不条理な人生を送ってた、
と、冷めた気持ちの自分がいるんだよね。
なぜだろう?
同じような内容の『
マグダレンの祈り』は
主人公達に対する不当な扱いに怒り狂ったんだけどね。
たぶん、キャラクターのひとりひとりが
余り個性的でなく、
みんな同じ顔に見えて誰が誰だかわかんなくなったこととか、
悪役があんまり悪い奴に見えなかったりとか、
なんか中途半端だったんだよね。
ラストも一生懸命感動させようとしてましたが、
紋切り型でダメでした。