旅行者が死ぬほど怖い目に遭うところは、
アメリカ南部と東欧だということは
ホラー映画のお陰でほぼ定着したようです。
『
ホステル』はスロバキアで
『
サヴァイヴ・殺戮の森』はハンガリー、
『地獄の変異』なんてのもありましたね。
あれはルーマニアが舞台でした。
本作品はリトアニアが舞台で、
アメリカの大学のレスリングチームが東欧に遠征試合に来て、
東欧の野蛮人の餌食になります。
よくあるグロ全力投球型のホラー。
話に捻りもオチもなく、
とにかく、目玉をグリっとか、
心臓をブチっとか、
喉元をスパっとか、
人体をパカっとか、
それだけの映画です。
でも案外楽しめたのよ、私。
東欧の人が怒るのではないかと思うぐらいの
デフォルメや、
ソーラ・バーチちゃんの格闘シーンが
光ってました。