『
ボラット』に続く、
サシャ・バロン・コーエンの
ドッキリカメラ型ドキュメンタリー。
ボラットは体毛の濃い
垢抜けないキャラだったけど、
ブルーノはツルツルのピチピチの
オーストラリア出身の
ゲイのファッションモデル。
本当にこの人は器用だわ。
何でも出来る。
でもね、『ボラット』ほど笑えなかった。
だってジョークが全てゲイセックスネタなんだもの。
アメリカ人は欧州人に比べて、
性に閉鎖的だけれど
それをおちょくっても、
それほどおかしくないのね。
公共の場でSMボンデージをやってたら、
誰だって顔をしかめるだろうし、
テレビでペニスを画面いっぱいに出すのはヤバイって思う。
彼らは常識家であって、
ボラットに出てきたような偽善者ではないので、
嘲笑出来ないのよ。
むしろ同情してしまいました。